祈りとは何なのか?

ホテル・ムンバイ(2018)
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ホテル・ムンバイ 劇中シーン

2008年にムンバイ(旧:ボンベイ)で起きたテロ事件を描いており、事実に基づいた映画。

10件のテロが同時多発的に発生し、そのうちの1件が本作の舞台となったタージマハル・ホテルであった。

手に汗握る、息もつけない。といった表現ががっちりと当てはまる作品。まるで自分がそこにいるかのような気持ちになる。

▽こんな映画が好きな人におすすめ

『ユナイテッド93』『クーデター』

▽以下伏線ネタバレ

①伏線1 「祈りなんて無意味」

ホテル・ムンバイ 劇中シーン

テロ発生後、登場人物の1人であるザーラが母と電話するシーンの会話で、「祈りなんて無意味」と言う。それに対し母は「祈りは助けになる」と言う。そしてラスト付近、外国人が1人ずつ射殺されるシーンで、顔に銃を突きつけられたザーラは祈る。結果的に、彼女は助かる。

②伏線2 「祈りは全ての元凶」

ロシア人ビジネスマンのワシリーが「無事を祈っています」と言うホテル関係者に放つ一言。彼はのちに元ソ連軍の将校だと判明する。結果「アフガニスタンの報いだ」と射殺される。射殺時は拳銃だったが、テロリストが最初から使い続けるAK47はソ連軍の兵器でアフガニスタンの戦争で利用したもの。皮肉が効いている。

ホテルマンが命をかけて守ったホテル

ホテル・ムンバイ 劇中シーン

ホテルマンが命をかけて守った宿泊客とホテルに胸が熱くなります。

なおこのホテル実在しており、一部は損傷したそうだが、宿泊も可能。もしムンバイに行くことがあれば必ず宿泊してみたい。

\ この場所に行ってみたい!/

ホテル・ムンバイ(2018)の作品情報

movie


Runtime123分 
Genreドラマ

Directed byアンソニー・マラス

Castデヴ・パテル、アーミー・ハマー、ナザニン・ボニアディ、アヌパム・カー、ジェイソン・アイザックス

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(C)2018 HOTEL MUMBAI PTY LTD, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, ADELAIDE FILM FESTIVAL AND SCREENWEST INC

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