Taking Chance.
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TAKING CHANCE/戦場のおくりびと(2009)
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ちょっと暗い映画なのかなと思いつつも、観てみることに。
結論として、観ているあいだに心が洗われて4回くらい涙が自然と流れてきました。
チャンス一等兵が家族の待つワイオミングに還るまで、ストロボル中佐(ケビン・ベーコン)が遺体に付き添う話。ドンパチは一切ありません。ラストの方で家族に会い、チャンス一等兵の私物を渡すシーンでの会話にこの映画が集約されています。
「まず最初に知って頂きたいのは、道中、彼は常に威厳と敬意を持って運ばれてきたことです。大勢の人が彼の死を悼んでいます。ヴァージニアに始まり、デラウェア、ペンシルベニア、ミネソタ、モンタナ、ワイオミング。皆があなた方を思い、祈りを捧げています。チャンスは多くの人々の心を打ちました」
“First I want you all that all the long way,Chance was treated with dignity ,respect and honor.
All cross America, from Virginia, Delaware, Minnesota, Montana, Wyoming,people are thinking of you and praying for you.You should know that Chance has touched many people.”
劇中では、ストロボル中佐の役割に対して「護衛(escort)」という言葉が使われます。
決して「輸送の付き添い」ではなく。家に還るまでの「護衛(escort)」。
この映画の中に登場するアメリカ国民はチャンス一等兵の死を様々な方法で悼みます。
実話だからこそ、胸に刻み込まれるワイオミングの景色。
この映画、最後のエンドロールで実話だと知らされたのですが、チャンス一等兵の幼少の写真が出て来て、ここでも涙腺崩壊です。すべての役者さんの演技がごく自然で、自分がまるでそこにいるかのように、感じられます。
最後に出てくるワイオミングの雄大な自然を見ながら、生きていることに感謝を。と思わずにはいられなくなりました。
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TAKING CHANCE/戦場のおくりびと(2009)の作品情報
Runtime77分
Genre—
Directed byロス・カッツ
Castケヴィン・ベーコン、トム・アルドリッジ、ニコラス・リース・アート、ブランチ・ベイカー、トーマス・リチャード・ブルーム、ガイ・ボイド、ゴードン・クラップ、マイク・コルター
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